あなたが見てきた中でおそらく一番印象の悪いであろうごあいさつ
<パパッとステータス>
名前: 名無し
性別: ♂
性格: 懐古厨穏健派、寡民志向
職業: 華の大学生
趣味: エロゲ(のOP聞くだけ、エアプ勢)
よく聞く音楽: デンカレ、B級エロゲのOP
おしまい。
<ネットと自分への不満やあれこれ>
ノコノコと戻ってまいりました。
何にって、ネットに。
今年で20にさしかかろうという私はどっぷり肩までネットに浸かった世間で言われるところのネット世代なわけですが、どうにもネットが長続きしない。
ネットでの活動、言いやすいように私が日頃使っているようにネト活なんて言葉を使わせてもらいますが (死語かもなあ…) これが充実してなかったから続かなかったのかと言われればそうでもない。ただ、乾く。異様に自分が荒んでいく。そんな実感に蝕まれていくのに耐えられなくていそいそ逃げてきたのである。
例えば最近やめてしまったTwitterについて書くなら…
垢作って、フォローしてそれを返されて、それなりにネッ友を作る。するとそのネッ友に異常に執着している自分がいる。
その子の中で自分が一番であって欲しいとか、その子に冷たくされると耐えられないとか、まあそんなところ。それを表面に出さないのが余計にタチが悪いような気もするが、表面に出していたところで結果は変わらなかっただろう。なんにせよあの環境にこんな自分は歓迎されていなかったように思う。長い間絡んできたネッ友が、なんなら向こうにはリア友すらいたのである。ぽっと出が親友気取りだなんて片腹痛いと一喝されて然るとでもいったところか。
今回Twitterにいきなりログアウトしたのだってつまらない意地の張り合いみたいなものが高じての結果なのかなあと自分では思っている。(垢消しではなくログアウトに留めたってのがまあ自分らしい逃げ方だなあとは思う。きっとまだ未練が拭えずにいるのだろう)
あ。今回は、ってのは当然初めての経験ではないって意味で。それはまたおいおい機会があれば。
まあそんなこんなで長続きのしないSNSや掲示板の使い方をしてきたわけだが、なぜネットから完全に離れられないかと言うと、趣味の話がしたいからである。
私は中学頃にリア友に勧められてからアニメに手を出し始めたのだがアニメファンのモラルのなさ、ウザさが鼻についたので私にはあまり居心地のいい界隈ではなかった。(思えばあの頃はまだいい時代だった…この辺の話は次回にでも)
で、アニメにそこまで詳しいわけではない(タイトルは知っているが未視聴作ばかり、超有名作もろくに見ていないような状態)かといってオタク気質は身に染み付いてしまった自分が次に何に手を出したかと言うと…エロゲである。
元々ラノベからアニメに入るようにとリア友に教育されてきた自分にはある程度原画家の知識があったので実に入りやすい界隈だったのを覚えている。
ちょうどエロゲに切り替えた頃のラノベ原作のアニメの原画家さんだとななせめるち先生などが浮かぶ。人生なあ…よかったような、悪かったような…あんなゆるーい作品が見たかったのかもなあ。でもキャラの作り込み甘かったような気がするわ。これいる?ってシーンの続発はさすがに見るに堪える。日常系だからとかいう小学生みたいなしょーもない言い訳は受け付けてないので。
閑話休題。
こうして私は独学でのエロゲ道へと歩を進めるわけだが…
話し相手がいない。ただこれに尽きた。
中学にも、高校にも。(大学にも。これも今度書きたいなあ。)
誰一人として私の知識についてこれる人間がいなかったのである。他の人がアニメを見ているあの膨大な時間を私はエロゲの知識を蓄えるのに全て注ぎ込んでいるので、当然といえば当然であるが。
彼らは知っていてゆずサガ程度。エロゲに対してなんのこだわりも感じられないし、これでは話す気も失せるというものである。
そういった人種は今まで私の前でゆずサガについて作画がいいなどといった褒め方をしていつか触りたいと関心をもったというようなことを言うが、彼らは緋アリこれゾンバロックナイト未読未視聴など当たり前である。作画がいいで買う気になるなら既にこぶむり作品やほんかな作品を触っていてもおかしくないだろうに…。(今ちらっと覗いてみたらバロックナイトの4巻がAmazonで¥1で売ってたよ。買ってね。)
まるでこぶむりほんかな先生のみがゆずサガの原画を担当してきたかのような表記になっているのは私の説明力のなさとにわかさん方の認知の甘さよるものなので悪しからず。もっとたくさんの方々に育まれてきたブランドであることは周知
それとついでに作画の話しかしてないのは私が未プレイだからです…許して
話を戻す。
同じ学校の同級生程度じゃこだわりを持ってエロゲに触れている人間がいなかったのである。
それがなんだと言いたい読者も多かろう。
しかしこのこだわりというのが最も重要なのである。
そもそもアニメを見放した理由だってこのこだわりについてのあれこれがあれやそれやしたことが発端だからといえばいかに私がこだわりを娯楽の消費者側に求めているかがわかっていただけるかもしれない。
私はこだわりを持てない、ただ闇雲に娯楽を消費する人間が大嫌いである。
例えば今まことしやかに囁かれるアニメ文化の衰退にしたって私はこだわりを持っている消費者が減ったことによる結果だと思っている。まあその背景にはネットの普及によるネットユーザーの低年齢化があるわけだが、こうでなくともアニメ文化は確実に衰退していただろう。なぜなら私がアニメを見切ったその時にはもうその機雷があったからである。(そもそも中学生が楽しむ時点でもうお察しだなあ、と思いながらも入った界隈ではあるが。)これに関して私たちネット世代キッズはマセてアニメを語りこき下ろしたりキャラアイコンでSNSでイキり散らし風紀を乱したりと大人の方々の心の拠り所であるアニオタ活動を大変に楽しくないものにしてしまったことを深く内省しなければならないだろう。が、キッズなのでそんな反省をすることは不可能。社会に大人と呼ばれるような不条理にも立派に耐える精神力を持った方々にはこれからもつまらないネットを子供達に邪魔されながらも精一杯楽しんでいただきたい。
とまあこんな調子で、愚痴のようなものならいくらでも出てくるほどには嫌いなのである。
なぜゆずサガからこだわりが感じられないかと言うとあのド派手な(と自分では感じているのだが…他の人にはどう映っているだろうか)宣伝である。
あれにつられてただなんとなくゆずサガを認知しているだけであろう。そうに決まってる。多分。
そんな人間と話していたって話が弾むわけがない!やはりこだわりを持ってエロゲを触っている人と互いに研鑽を積みたいのである。
とまあそんな思いが高じてのネットでの活動だったのである。実際に色々話せる人は多かった。もちろん全ての疑問を満たしてくれるわけではないが(そんなものハナからアテにしていなかった)それでもやはりある程度の会話ができれば充足感というものはかなり満たされるもので、私はその頃の楽しかった感覚を今も追い求めてネットを触っているのかもしれない…この意味のない行動にゴールはあるのだろうか…
とこんな長々としょーもない愚痴だのなんだのを評論家気取りで書いていくブログなのでこんな私でよければ何卒よろしくお願いします。